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「ツン」とした臭い。それは疲労やストレスが 溜まっている合図です。
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体臭の原因のひとつに、肝機能の低下もあるようですが…。
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肝臓は、体内で出たあらゆる毒素やにおい成分を分解する器官です。肝機能が低下していると解毒できないまま毒素が体内を巡り、それが体臭になって汗腺から汗とともに出てきてしまうのです。
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アルコールの呑み過ぎや脂肪肝、ストレスも影響します。ストレスが原因で肝機能が低下すると、汗のなかに「ツン」とにおうアンモニア臭が混ざります。カラダからアンモニア臭がしたら、疲労やストレスが溜まっている合図だと思ってください。
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コロナ禍でストレスが溜まって、体臭が悪化している人が増えているかもしれませんね。
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恐らく、その傾向はあると思います。コロナ禍でストレスにやられたり、体重が増えたり、食生活が乱れてしまった人は体内環境の悪化や腸内環境の変化により、体臭がきつくなっている可能性があります。においは健康のバロメーターになりますので、体臭が気になるようでしたら「腸内環境」や「食生活」の改善から始めてみてください。
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腸内環境を整える=乳製品を食べるは正しいのでしょうか?
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残念ながら、それは違います。腸にはたくさんの腸内細菌が共生しています。「腸活のためにヨーグルトを食べています」という人がいますが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を助けてくれる働きはあるものの、定着して働くわけではありません。
また一種類のいわゆる「善玉菌」だけが活躍するわけでもありません。有用な菌を食品から摂取する場合、最善の方法は、お漬物やお味噌、納豆など「プロバイオティクス」を含む色々な種類の発酵食品を摂ることです。必ずしも、生きて腸まで届く必要もありません。死菌であっても、腸内細菌のエサになるなど活躍します。
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それに加えて「有益な腸内細菌を育てる」ための「プレバイオティクス」食品を摂ることも大切です。腸に届けられた善玉菌を育てるためには、食物繊維とオリゴ糖が必要です。和食の基本「まごわやさしい」をもとに、色々な種類の食品を食べ、色々な種類の腸内細菌を喜ばせることで腸内環境全体が整います。
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